28 11月

「心のハンドル」

人間は、人と人の間にあって生きている。
人と人の間に余裕がないと、つまり、あまり近付きすぎても人間関係はうまくいかない。反対に、あまり離れすぎても人間関係がうまくいかない。
「心のハンドル」操作の熟練者になれるように日々トレーニング。車の「ハンドルの遊び」に例えると理解しやすい。
簡単に説明すると、人間は意識していないかもしれないが、人間には常に敏感でデリケートな動きがある。それがハンドルに伝わり、ハンドルに遊び(=余裕)がないと蛇行運転となり、すぐ横に走っている車と接触して大きな事故になる。だから、「ハンドルの遊び」というメカニズムが重要になり生命に関係する。
話を戻すが、人間も同じである。人間の心は、精密かつ精巧で壊れやすいほど敏感である。「ハンドルの遊び」と同じで「心の遊び」=「心の余裕」がないと人間関係がうまくいかない。
トラブルになることが多い。これは、言葉では簡単に言えるが、人間関係において難しい。お互いに自分の頭と心のメカニズムをやすめてあげること・癒してあげることをわすれると「心のハンドル」をうまく操作できなくなる。それをよく理解するためのトレーニングを積み重ねて、日々、取り組んでいくことが重要となることを忘れないようにしたい。